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映画『アース』
映画『アース』を、やっと見に行った。
小学生くらいの子どもとお母さん、お父さんが、結構多く来ていた。

美しい映像、音楽。
偽りのない、今の、現実の地球の現状。
温暖化のためにバランスが崩れて来ている大自然の中で、必死に生きようとしている動物たち。
生きるために、強い肉食動物は、弱い草食動物を捕らえ、食べなければならない。
生まれたばかりのトナカイの子どもが、逃げ切れずにオオカミに捕まる映像。
何頭ものライオンが大きなゾウを襲う映像。
氷が張っていない北極で、獲物を捕まえられずに、飢え、力つきて死んだシロクマの映像。

現実の光景をスクリーンに見ているだけで、作られたストーリーではないのに、最後に涙がこぼれた。なんていう感情か、うまく言葉にできない。『感動』とも、少し違う気がする。
でも、心が動かされた。

ただ、人間は愚かだなあと思った。
動物は、食料と水を求め、どんな過酷な状況でも、必死に生きようとしている。
弱いものは、息絶える。強いものだけが、生き延びる。
それが、自然の法則なんだと思う。
人間は、とくに恵まれた環境に暮らすわたしたちは、食べものにも困らず、必要以上に食べすぎて、メタボリックの心配をする。
寒いときは、暖房であたたまり、暑ければ冷房をつける。
いいのだろうか、こんなことで。
いやいや、温暖化を止めるには、それではいけない。

ポップコーンをほおばりながら映画を見ていたわたしは、そんな自分をはずかしく感じた。
別におなかがすいているわけではないのだから、食べる必要はないんだよなあ・・と、飢えて力つきたシロクマを見て、思った。


映画を見終わった子どもたちは、何を感じたのだろう。
孫と来ていたひとりのおばあちゃんが、
「おもしろかった?」
と、孫に聞いていた。
『おもしろい・・・じゃないだろう』と、わたしは心の中でつぶやいた。

映画のサイトを見てみると、製作期間5年、撮影日数約4500日と書いてあった。
撮影するスタッフたちは、目の前で力つきるシロクマを助ける事は、もちろん自然のバランスを崩すからできないだろう。そういう悲しい、つらい想いを持ちながら、現実を人に伝えるためにこの映画を作った人々は、すばらしいと思う。
その人たちの気持ちが、地球上のたくさんの人間に、伝わっているといいなあと思う。

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