新潟にある老舗の書店「萬松堂」さんが出版社(株式会社 島屋六平)を立ち上げ、その第一弾として絵本「はじめてのえほんシリーズ」が4冊刊行されました。
その中の1冊『どうぶつえん だいすき』(ろっぺいブックス)の絵を描かせていただきました。
10見開き、合紙(厚紙を張り合わせた形状)で15cm×15cmの小さな絵本です。
「ぼくはでてこないけどね、ネコのなかまはでてくるよ」
とチャイも言っております。
中に描かれている動物は、
パンダ、
きりん、しまうま、
ライオン、とら、
コアラ、カンガルー、
ぞう、かば、
さる、
しろくま、あざらし、
カピバラ、あらいぐま、
ペンギン、だちょう、
こどもどうぶつえんの動物たち(うさぎ、やぎ、りす、ぶた、かめ、あひる)。
その中の一部の写真です。
↓
今まで、動物園でしか会えないような動物の絵は、あまり描いてきませんでした。
昨年ちょうど石川県立中央病院の小児科の仕事(ホスピタルアート)をした際に、いしかわ動物園にいる動物を描かなければならない条件があったので、
その時はじめて描いた動物もいました。
そして、その仕事の直後、ものすごいタイミングで、この絵本の絵を描く依頼が来たのです。
きっとこれはやりなさい、と神様から言われてるんだろうなあと、引き受けることにしました。
あまり時間がない中で描いたので、ちょっと大変でしたが、描きながらその動物たちがさらに好きになりました。
小さなこどもたち用の絵本ですが、その動物らしさ、本来の魅力が伝わってほしいなあと思いながら描いたので、今まで擬人化して描いていた絵本(ハリネズミのくるりん や あらいぐまのブラウニー など)とはちょっと違います。
そして、私は動物たちが狭いコンクリートの檻の中などにいることがあまり喜ばしいと思えないので、日本中の動物園が、できるだけその動物の生態を考慮したのびのび生きられる飼育の仕方をした場所になってほしい。。。という願いもあって、木や草などの自然を描いています。
もう発売されているはずなので、本屋さんに行く機会がありましたら、探してみてください!
そろそろ並んでいるのでは、と思うのですが。
ネットショップでは、検索してみたら、販売しているサイトと、入荷待ちのサイトがありました。
ご興味ありましたら、ぜひ!
よろしくお願いいたします。
『どうぶつえん だいすき』(ろっぺいブックス)
絵 とりごえまり
構成 ぐるーぷ・コロンブス
装丁・デザイン 坂田良子