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病院での絵の展示
2012年に半年以上乳がん治療に通った、聖マリアンナ医科大学付属クリニック ブレスト&イメージングセンターに、私の絵を7点飾っていただいた。

昨年12月、半年に一回の検診に行ったとき、いままで壁に飾ってあったアウトサイダーアート作品(自閉症の方が描いた作品)がなくなっていたので、診察の時に先生(院長)に訪ねると、レンタルしていた期間が終わったということだった。
治療中もそのあとの検査や診察時も、そのたびに私は作品の前に立ってじっくりと眺めた。
とてもすばらしい作品ばかりで、私は辛い抗がん剤治療中も、その絵に元気をもらった。

「壁がさみしくなっちゃったねえ…」と先生がおっしゃったので、「私の絵でよかったら、いつでも飾ってくださいね!あ、でも大物アーティストではないからダメですよね」と冗談半分で笑いながら言ったところ、「ぜひ飾りましょう。とりごえさんの絵を見たらきっと楽しい気持ちになりますから」とおっしゃってくださった。


どんな絵が一番いいかなあと考えた末、今日展示をしてきた。


待合室には大きな絵を2点。





「やわらかな雨」
2008年の個展(ピンポイントギャラリー)に描いた絵。




「fantasy」
昨年の企画展「動物ぶつぶつ・・・」(ギャラリーMalle)に描いた絵。


化学療法室に行く廊下には、絵本『月のみはりばん』の原画5点。













待合室のテーブルには絵本『月のみはりばん』も。


病院という場所は、そこにいるだけでも疲れてしまう空間が多く、とくに重い病気を持って通っている患者にとっては、検査結果を待つ時間は逃げ出したくなるような気持ちでいる場所だ。
でも、私はこの病院に絵や写真(岩合さんの動物の写真も飾ってあります)、ピンクリボンのキルト作品などが院内のあらゆるところに飾ってあるおかげで、いつも穏やかな気持ちでいられた。
とても居心地がいい空間で、「ここに来ると安心する」そんな場所だった。

治療から3年経ち、いまも元気でいられる私が、治療していただいた病院でお役にたてるならうれしいなと思っている。
きっといまも乳がんと闘っている人(ガンと闘うというよりガンを持つ自分と闘う、が正しいかもしれない)、検査の結果をドキドキして待つ人が、毎日その場所にはたくさんいると思うので、私の絵を見て少しでも元気がでたり肩の力が抜けてくれたならうれしい。


みなさんにはこの病院で治療しなければならない事態にならないようにしてほしいので、「観に行ってくださいね」とは言えないけれど、がん検診に行く機会がありましたら、ぜひご覧ください。
私もこれからは検査のたびに、自分の絵を見てリラックスしようと思います。





 
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