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電子書籍化
出版業界に関係する仕事をしているにもかかわらず、わたしは電子書籍に無関心だった。
わたしは、たぶん読まないだろうから。
でも、絵本の世界でも、ここのところ契約時に電子書籍に関わる内容も盛り込まれるようになってきた。そして、実際動きつつある。
時代が変わっていくのなら、それを全面否定する気持ちはなく、電子書籍化することによって、いままでより広い層に絵本が広がる可能性があるのであれば、やってみるのもいいと思う。
本屋さんにはなかなか行けない人が、データでの絵本を購入し、興味を持ってくれるならそれはそれでいいとも思う。いろんな人がいるのだから。
ただ、紙に印刷し、製本した絵本があった上での電子化であってほしい。
あくまでも『本』が基本であってほしい。
だから、わたしの絵本も、印刷された本を残してくれるのであれば、電子化も承諾しようと思っている。

紙の質感、紙の感触、匂い、ページを手でめくるときの気持ち、本棚から引き出すときの気持ち、小さな子供が手に持って投げたり、かじったり、やぶいたり、いたずら書きしたり・・大切なことが、いっぱいある。
作家、編集者、デザイナー、印刷会社の人たち、製本所の人たち、営業の人たち、販促部の人たち、本屋さん・・・たくさんの人の気持ちと手間がかけられた本だから、手にしたときに喜びがある。
だから、電子書籍化が進んでも、本が世の中からなくなってほしくない。


世の中、無駄をなくしすぎている気がします。
本棚から本があふれたら、古本屋さんに売ったり、寄付したりすれば、また誰かに読んでもらえるのだし、たくさん読む人は図書館で借りればいい。
(かといって、図書館でかりる人ばかりだと、本が売れず、出版社と作家が苦しくなりますが)
便利になって、無駄や、面倒くさいことがなくなっていくことは、ほんとに進化していくことなんだろうか。
何か大切なものをなくして、ある意味後退しているような気もします。





先日ジャケ買いした、『ピスタチオ』(梨木香歩)
今読んでいる『対岸の彼女』(角田光代)が今夜読み終えそうなので、明日からはこれ!
新しい本を読み出す時は、ワクワクする。




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