CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
コトリちゃん
コトリちゃん (JUGEMレビュー »)
とりごえ まり,やまぐち めぐみ
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
<< 西光亭のクッキー | main | 大人計画『七人は僕の恋人』 >>
ふれあい教室
19日、20日の連日、午前中は川崎市の西梶ヶ谷小学校で、2年生の子どもたちに読み聞かせをする。

以前の日記でも、何度か書いているこの活動。
川崎市動物愛護センターの方々が行っている『ふれあい教室』に同行させてもらい、わたしの著書『名なしのこねこ』を読んでいる。
そしてその後、捨てられたネコやイヌがどうなるのか、たくさんの動物たちが殺処分されているという現実を話している。

今までは一方的に話し、聞いてもらっていたが、今回は新たな試みをした。
捨てられた仔猫のうち、人間に拾ってもらえなかった子は、その後どうなると思いますか?と質問してみた。
思った以上にたくさんの子どもが手をあげ、話してくれた。
「うちのまわりにいるネコを観察してると、塀の穴みたいなところに入って行って、その奥をのぞいたら、いっぱいネコがいました。ときどき食べ物を口にくわえてボクの家の庭を通るので、どこかでごはんを見つけてるんだと思います。でも、いろいろ大変そうです。」
「ゴミ箱の中に首をつっこんで、食べものをさがしているのを見たことがあります。」
「食べ物をさがしたり、もらったり、寝場所をさがしてくらしてるんだと思います」
こんなふうに答えてくれた。
ほとんどの仔猫は、ちゃんとごはんも食べられず、お腹がすいて栄養が足りずに病気になったり、冬の寒さに耐えられずに死んでしまうそうです・・・とわたしが話すと、ちょっとビックリした顔をする子が多い。
愛護センターに保護されても、ずっと飼い主が見つからなければ殺処分されるのです・・という現実を話すと、顔をおさえてうつむく子もいた。
「では、外で死んでしまうネコやイヌ、殺処分されてしまうネコやイヌ、そんなかわいそうなコたちが、あなたたちが大人になるころ一匹もいない世の中にするには、どうしたらいいと思う?」と、少し難しい質問もしてみた。
「動物を飼うことができるひとが増えるといいと思います」(センターで保護されている動物をひきとれる人がふえるといい・・ということだと思われる)
「捨てられてるのを見たら、拾って優しくしてあげる」
ここで、わたしが言わなければならないことがある。「拾ってあげても、お家の人が飼ったら駄目って言う場合もあるから、相談してから拾ってくださいね。それに、動物を責任をもって飼う事は大変なことです。それをできる人だけが飼わなければなりません」と。
そして、驚くことに、いい答えを出してくれた子がいた。
「ペットショップで買っても、逃がしちゃったり捨てちゃったりしたら、のらネコになるし、飼っている動物を逃がさないようにして、捨てないようにすればいいと思います」と言ったのだ。
そうなんです。それが基本にある大切な改善策なのです。
いくら心ある人が保護して里親を探したり、外のネコたちの避妊手術をしてこれ以上生まれないようにしても、飼っている人の意識を変えない限り、結局かわいそうな動物はいなくならない。

その答えを、小学2年生の子がわかるのだ。
わからない大人が山のようにいるのは、いったいどうしてなんだろうか。
大人になるにつれて、自分中心の考えがムクムク育ってしまうからなんだろうか。

子どもは偉大だと思った。
二日間の数時間に出会った子どもたちが、ちゃんとした大人になって、動物の命を守ってくれますように・・そう切に願う。




| ふれあい教室(動物・読み聞かせ) | 23:55 | - | - | pookmark |