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『まもってあげる』布絵本
3月の震災後、ラジオパーソナリティ・玉川美沙さんが企画し、わたしが文と絵を担当したダウンロード絵本『まもってあげる』が、布絵本になりました。
埼玉の布絵本ボランティア「ふわふわ」さんが作って下さいました。

全てのページの絵と文が、布と糸によって作られている絵本です。
文章も刺繍です。
ひと針ひと針時間をかけて、作って下さいました。


ボランティアの代表、高橋さんとの出会いは2009年に埼玉県鴻巣市・吹上図書館で行なわれたわたしの講演会でした。娘さんといっしょにいらっしゃっていました。
高橋さん親子と再会したのは、今年の6月、東京おもちゃ美術館でのトーク&読み聞かせのとき。
そのとき、『まもってあげる』を布絵本にして図書館で貸し出しをしたい…というお話をいただきました。
『まもってあげる』をできるだけたくさんの人たちに見てもらいたいとおっしゃってくださり、とてもうれしく思いました。
玉川さんも快諾してくださり、その後、試作の段階で高橋さんとわたしの間でのやりとりを経て、完成にいたりました。

12月1日、鴻巣中央図書館で貸し出しが始まります。
お披露目のときに、わたしの他の絵本も紹介してくださるとのこと。
感謝、感謝です。

なんと、この鴻巣中央図書館の司書さんで、今回この布絵本のことでやりとりをしている樋口さんは、2009年の講演会のとき吹上図書館に務めていらしゃった方。
またまた、ご縁がつながりました。

こういう、自分たちの作ったものにこめた想いを、まわりの方がご自身の想いもいっしょにプラスしてまた違った形で広げてくれたとき、なんともいえない感動をかんじます。
いろんな方の想いや力にささえられているんだなあと、あらためて思います。

完成したものの写真を送っていただいたので、載せさせていただきます。










布絵本は、写真右上の布バッグに入って貸し出されるそうです。
バッグの裏側についているポケットには、玉川さんとわたしからのメッセージも入っています。


鴻巣中央図書館に近い方は、ぜひご覧になってください!
きっと、布からあたたかい気持ちが伝わると思いますよ。



☆布絵本ボランティア「ふわふわ」さんは、他に「ももんちゃん」(とよたかずひこさん)の布絵本なども作っていらっしゃいます。






| とりたま作戦 | 22:08 | - | - | pookmark |
つながる
とりたま絵本『まもってあげる』の公式サイトがオープンしてから半月。
少しずつ、いろんなうれしいお知らせがきています。

個人的に友人やお仕事で知り合った方々などにも、少しずつメールでお知らせし、お返事をいただくたびに感謝の気持ちでいっぱいになっています。
このことがきっかけで、とても久しぶりに連絡をとり、メールで会話できた方もいたことも、うれしかったひとつです。


メールをいただいた中で、実際に子どもたちがぬり絵をしている写真とともにうれしいメッセージをいただいたもの、ふたつご紹介。


ひとつは、栃木県大田原市内の学童の指導員をしていらっしゃる方からのメールです。

『学年がひとつ上がり、皆大きくなって、この絵本で、なんだか優しさが芽生えてる気がします。過疎化の地域ですが、この数年は、低学年が増えています。
1〜6年生の学童は、お互いが「まもってあげる」と思ってくれるといいなぁ〜と思いました。
あの3月11日、この昭和の建造物で皆で身を寄せあい、過ごし、親の帰りを待ちました。
まだ余震がつづき、栃木のこどもも、一人で眠れない子が多いようです。
子供の心はやはり繊細ですね。
本当に素敵な、ダウンロードありがとうございます。
春休みのいい作品、お土産になったみたいです。」


栃木もまだ頻繁に揺れている場所。
きっとドキドキすることも多いでしょう。
みんながお互いに「まもってあげる」と思いやるきっかけになってくれたなら、うれしいなあ。



ふたつ目は、埼玉県鴻巣市在住のいつもわたしの絵本を読んでくださっている方からです。

『さっそくのすばらしい企画、感動で感動で。
まわりの人に、どんどん広めています。
さいたまスーパーアリーナでボランティアをしている方から、友人に「被災している人たちに絵本を送りたい。あなたのおすすめの一冊を教えて」とのオファーがあり、友人はすぐに特別編として「まもってあげたい」を知らせた、と言ってくれました。

うちでは小6の娘が、ぬりえをしました。
最後のページだけ写真で送ります。
見にくいかと思いますが、オレンジ色のキラキラのめいちゃんの「とんでけ」魔法が画面いっぱいにかかれています。
ラスト、彼女の付け足しで「そらはまたそら色にかがやくから」と書かれています。』




苦しんでいる人を元気付けてあげられる色は・・・と考え、めいちゃんの洋服とめいちゃんの魔法には、自分の好きな空色ではなく、オレンジ色を使ったそうです。


もう、このぬり絵をしてくれた女の子のきれいな心に、泣きました。
それから、好きなようにお話をふくらませて、絵を描き足してくれたことがとてもうれしかった!
わたしはこのぬり絵の線画を描きながら、『子どもたちが、地面にお花を描いたり、飛んでいる小鳥をふやしたり、いろいろかき込んでくれたらうれしいなあ』と思っていたのです。
それが伝わったみたいで、感動です。



この『まもってあげる』は、元気をなくしている友だちに手紙をかくような気持ちで描いていました。
広がっていくこと、反応が返ってくることが、返事の手紙をもらったような気持ちで、『うれしい』という言葉だけでは言い表せない、逆にいろんなものをもらっているような気持ちです。
なんだかここのところ、涙腺ゆるみっぱなしです。


まだまだ、この絵本を見ることが無理な心の状態の子どもたちもいっぱいいると思います。
何ヶ月先でも、何年先でも、これを受け止められるくらいの状態になるときが、みんなにくればいいなあと願っています。




                        




| とりたま作戦 | 23:27 | - | - | pookmark |
スパイラルで展示
とりたま絵本『まもってあげる』、展示のお知らせです。

ただいま青山のスパイラルにおいて、東北地方太平洋沖地震からの復興を応援するため、国内外で活躍しているアーティスト、アート関係者からの被災地、被災された方々に向けたメッセージが展示されています。

絵本『まもってあげる』のプリントした紙(表と裏の2枚)と本にしたものも、わたしからの手書きメッセージとともに展示していただいています。

ギャラリー(1階)から2階へ上がる大階段にて展示中。

お近くに行かれる際には、ぜひお立ち寄り下さい!


http://www.spiral.co.jp/


☆とりたま絵本公式サイト http://toritama-ehon.jp/



そして、もしもすでに『まもってあげる』をプリントし、ぬり絵をしたり、絵本を作ったよ!、子どもと一緒に読んでるよ!という方は、ぜひその写真を感想とともに、お寄せ下さい。
ツイッターの場合は、#toritamaをつけて画像付きでツイートしてください!
ツイッターをやっていらっしゃらない方は、画像添付でメールでも!
メールは、とりたま問い合わせアドレスtoritama.ehon@gmail.comまで。
わたし宛、info@torigoe-mari.netでもかまいません。
お待ちしています!





| とりたま作戦 | 23:02 | - | - | pookmark |
絵本『まもってあげる』
本日サイトがオープンしました、とりたま作戦の絵本『まもってあげる』。

絵と文を担当した立場で、この絵本にこめた想いを書こうと思います。



悲しいことやつらいことに出会ったとき、そばに誰かがいてくれて、その人が笑顔でいてくれると元気がでてきます。
がんばろう、と思います。
たとえ無責任にでも「だいじょうぶだよ」と言ってもらえると、だいじょうぶなんだなという気持ちになり、そして、その気持ちはほんとうの『だいじょうぶ』になったりします。

子どもがケガをしたときに「いたいのいたいの とんでけー」とお母さんがいいながら、痛いところに手をあてると、不思議と痛くなくなる・・そんな人と人との間にある不思議な魔法は、どんな人にも効くような気がします。

誰かが誰かのことを心配し、元気にしてあげたいと思ってとる行動は、必ず伝わると思います。
その対象が人ではなく、植物や動物、命がない物であっても、伝わると思います。

そんなことを考えながら、主人公のめいちゃんを通して、読んだ人が『まもってもらった気持ち』になったり、もしかしたら『だれかをまもってあげたいと思う気持ち』になってくれたらいいなあと思います。

そして、被災地のみならず、今回のでき事によって元気をなくしている子どもたちが笑顔になったり、笑顔になった子どもを見て大人も元気になってくれたらいいなと思います。
この絵本がそんなきっかけのひとつになってくれたらいいなと思い、この文と絵をかきました。


でも、そういう強い想いと同時に、不安もあります。
地震によって起こった今回の悲しいでき事、地震や津波によって大切なものや人を失ってしまった人たちの悲しみや不安は、実際にそんな体験をしたことのないわたしには、想像もできないほどのものだと思います。
現地を訪れていないわたしには、わかっていないこともたくさんあると思います。
だから、もしかすると読む人によってはこの絵本が余計に傷つけてしまうこともあるかもしれない、絵本なんて読むほどの心の余裕がない状態の人たちもいるかもしれません。
考えても考えても答えのでない不安です。


ので、きっとこの企画を賛同してくださる人数と同じくらいの批判する人もいるかもしれないなあという覚悟もしています。
ただ、自分の作家名を出して書いている作品なので、責任を持って発信しているつもりです。


無理やり押しつけるつもりはないものなので、サイトにて内容などに賛同いただけたら、ダウンロードして作ってみてください。
だれか、大切な人に読んであげてください。
お子さんといっしょに、ぬり絵をして遊んでください。
そして、この絵本で勇気づけることができそうだなという方がまわりにいたら、プレゼントしてください。
自由ないろんな使い方、広め方をしていただければと思います。
そして、『まもってあげる』が何かに役立ってもらえたなら、光栄です。
どうぞよろしくお願いいたします。



・公式サイト http://toritama-ehon.jp/
・とりたまツイッターアカウント @toritama_ehon
・とりごえまりツイッターアカウント @torigoemari
・お問い合わせ toritama.ehon@gmail.com

☆手作り絵本の参考にさせていただいた本『ペットショップに行く前に』(どいかや)





| とりたま作戦 | 22:41 | - | - | pookmark |
とりたま作戦絵本 公式サイト
とりたま絵本『まもってあげる』の公式サイトが完成!

ぜひご覧ください!




★今日はこれから仕事でお出かけなので、夜、また熱く語ります。
| とりたま作戦 | 11:22 | - | - | pookmark |
『とりたま作戦』もうすぐです
なんどかこの日記にも書いた、被災地のこどもたちに送るための手作り絵本を作っている『とりたま作戦』。
進行具合について、玉川美沙さんもブログに書かれていたので、わたしもちょこっと書きます。

これは、被災地に届けることを第一の目的にして企画されたため、お金はいっさい発生しない絵本です。
WEBからだれでもダウンロードできます。
一枚の紙に両面プリントして、折って切ると、本の形になる、手作りの絵本です。
1枚の紙なら、たくさん被災地へも送りやすい。
紙から絵本を作るのは、こどもたちもきっと楽しい。
こどもたちの笑顔によって大人も笑顔に!
そんなアイデアです。

そして、玉川さんもブログで書いて下さっていましたが、その一枚の紙からの絵本を配信する案は、絵本作家であり友人でもある、どいかやさんの『ペットショップに行く前に』を参考にさせていただいています。
(どいかやさんにも、この絵本の企画をお話し、了解を得ています)
これ、すばらしい内容なので、これもぜひダウンロードして作って、配ってください!


そして、わたしが描いた原画を制作スタッフの方が、そのダウンロードできる状態まで、がんばってくださっています。
もうすぐできるみたいです。

今日、玉川さんは、動画配信のための収録に!
絵本の作り方や、読み聞かせ、メーッセージを、玉川さんがお話されています。
あぁ、たのしみだ〜。

被災地のみならず、全国で心にダメージを受けている子どもたちと大人たちが、少しでも元気になったり、何かを感じるきっかけのひとつになったら、うれしいです。
企画者じゃないのに、熱く語ってしまいました!スミマセン。
ちょこっとどころか、長々書いてしまいました。


実は、このスタッフ、玉川さんとわたしを含め4人。
そして、わたしは全てメールのやりとりだけで、一度もどなたとも会っていません。
(玉川さんとはお知り合いでしたが、実際にはお会いしたことないんです)
でも、なんだか不思議なんですよ。
同じところをめざして、ものすごい熱意とパワーで進めていたので、みなさんと何度も会っているような気持ちになっているのです。
ずっと知っている人のような気がするんです。
勝手に顔とか想像してます(笑)あっ、玉川さんのお顔は知ってますが。
同じ気持ちをもった人たちというのは、一緒にいなくても、繋がるんだなとつくづく感じました。
ご縁に感謝するばかりです。

平穏な世の中にもどったころ、4人で会えるときがくるといいなあと思います。

もう少しです。
お楽しみに!






我が家のベランダには、たくさんの春が来ています。
モッコウバラ、シロヤマブキ、ヤマアジサイ、コデマリ・・・いろんな芽が出ています。
これは、アジサイ。
植物たちのように、強くがんばらないとね。


★『とりたま作戦』の記事は、お金が発生しないので『仕事』じゃないしなあ、と、カテゴリーに『とりたま作戦』を追加しました。





| とりたま作戦 | 22:02 | - | - | pookmark |
わたしにできること
昨夜の満月、とてもきれいでしたね!
スーパームーンということを、今朝になって知りました・・・。
地球と月が接近していて、いつもよりも大きく見えるとか。
被災地の方々も、月を見上げることできたならいいなあ。


毎日、心配なニュースしかながれず、テレビでの画像はずっと見ていると精神的にまいってしまうので、テレビは朝と夜のニュースを少し見るだけで、見ないようにしています。
ラジオでの情報だけでも、大丈夫。

自分が今できること、義援金の寄付(わずかですが)、節電(6階までエレベーター使わずに往復!など)、買い占めしない・・・そういうことをしながらも、何か他にもできるかなあ、絵本を読んであげられたらなあ・・・などと想いを巡らせていました。

そんなとき、共通の近しい人を通じてのお知り合いであるパーソナリティーの玉川美沙さんと一緒に、被災地へ向けた絵本を作ることになりました。
玉川さんのブログ「たまにはちゃんと。」で『子どもから親(大人)へ読んであげる絵本』を作ろう!という企画が持ち上がり、わたしも協力をさせていただくことにしたのです。
被災地では、子どもたちの心のケアが必要だとされていますが、実は子どもたちを守らなきゃとがんばっている大人たちも、心が疲れているのでは・・・というところから、発想されたもの。
玉川さんのブログにコメントを書いているリスナーさんからのアイデアでもあるのです。

でも、普通に製本された商品としての絵本を作る時間やお金はないため、できるだけ早いタイミングで被災地へ発信できる方法などを、玉川さんと検討しつつ、進めています。
基本は、手作り絵本。
被災地への手紙・・・のような気持ちでお話も作っています。


かといって、仕事に支障をきたしてしまうわけにはいかないので、この連休でなんとか形にするぞー!と、休み返上でがんばっております。
被災地の方々が、食べる物もまともになく、寒い場所でぐっすりと眠れない状況の中がんばっているのだから、あたたかい場所と十分な食べ物がある環境にいるわたしは、休みがないくらい、何の問題もないことだ!と、鼻息荒く、がんばってます。

進展については、ここでも書きますが、玉川さんのブログでも書かれて行くと思いますので、ぜひチェックしてみてください!
(今までの経緯も見られます)

玉川さんは、いま出産されて間もないのに、元気を発信しようと、日々がんばっていらっしゃいます。
ブログ読むと、元気になりますよ。


絵本がちゃんと発信できる状態になったときには、みなさんにもご協力をお願いすることもあるかもしれません。
そのときは、よろしくお願いいたします!




| とりたま作戦 | 15:39 | - | - | pookmark |
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