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今年をふりかえる2009〈魚さん編〉
気付けばもう30日。
今年もあとわずか。

ということで、ちょっとふりかえってみる事に。

最近、あまり魚さんたちの写真を撮る時間がなく、この日記にも書いていなかったが、実はいろいろあったのだった。

豆粒ほどの大きさの淡水フグ、アベニーパファーのダイズちゃん(♀)は、ある時喉のあたりに吹き出物のようなポチッと赤いものが出来ていた。
なんだろう、病気?と経過観察をしていたところ、少しずつそれは大きくなり、魚用の薬で薬浴を何度か試みたが、治る事はなく、でもあいあかわらず食欲満点だったので、命に関わる病気ではないのかなあと見守っていた。
そんな状態でも、夏には何度も卵を産み(お相手はアズキちゃん)、でも卵は孵化後、1週間もたたないうちにみんな死んでしまい、残念ながら2世は誕生しなかった。

今年の夏は、アズキちゃん(♂)しか発情せず、昨年やる気満々だったトラちゃん(♂)は、まったくそんなそぶりがなかった。
なんだか、食欲も以前ほどないなあ・・・と思ってると、11月の初めの朝、水槽の電気をつけるとトラちゃんは底に沈んで、すでに旅立ってしまっていた。
前の日の夕方は、ちゃんとエサも食べていたし、目立って病気の様子もなかったので、あまりにも急な死に、ただ呆然とした。
水槽から出したトラちゃんには、いままで魚さんが死んだときと同じように、お線香をあげ、ベランダのマーガレットの鉢に埋めた。

最初に我が家に来たアズキちゃんとダイズちゃんの2匹になってしまった1ヶ月後、今度はダイズちゃんが突然危篤状態に。
朝、水面に浮いて、力なくただよっていた。
やっぱり、できものが大きくなって、命をうばう原因になったのかなあと、もう治療をするのはやめて、最期は静かに過ごさせてあげようと、水流に流されないようにだけしてあげ、そのまま他の住人たちと同じ水槽で見守った。
ずっと見ていてあげたかったのだが、その日は仕事先の方とランチに行く約束があったため、後ろ髪を引かれる想いで3時間ほど家をあけた。
帰宅すると、沈んでじーっとしていて、エラも動いていない。
もう、旅立ってしまったのかな・・・と思いながらも、水槽の外から手をかざして、「ダイズ」と声に出して呼んでみると、なんとピクッと痙攣のように体を震わせ、そしてその後永遠に動かなくなった。
魚に私の声は聞こえるのだろうか。
ダイズという名前を認識しているのだろうか。
そんなことはないと思うが、命あるものには、言葉ではなくてもこちらの意志やエネルギーが伝わる・・ということをこのように時々体験する。
ただの偶然かもしれないが、わたしが帰宅して見送ることができるように、がんばっていてくれたのかもしれないなあと思う事にしている。

動かなくなったダイズちゃんの周りをずっと泳いでいるアズキを見るのがとってもつらかった。
しばらく別れをさせてあげた後、一ヶ月前にトラちゃんを埋めたとなりに、ダイズちゃんも埋めた。








元気だったころのダイズちゃんとトラちゃん。


アベニー水槽と呼んでいる水槽にはアベニーパファーがたった1匹になってしまった。
一番体が小さくて一番弱い立場だったアズキちゃんが、今は我が物顔で泳いでいる。
自分よりも何倍も体の大きいマスオさんやノリスケさん(コリドラス)、ハゼオくん(ニジイロボウズハゼ)、オトシンくん(オトシンクルス)、ネグロくん(オトシンクルス・ネグロ)たちと一緒に元気に泳いでいる。


命あるものを育てるということは、その数と同じだけ、別れがある。
何度経験しても慣れるものではない。
慣れてしまってはいけないと思う。
豆粒ほどの大きさの体に宿る命でも、やっぱり同じだけ悲しいものである。


来年も、見送る命があるかもしれない。
その時、「あぁ、もっとちゃんと飼ってあげればよかった」という後悔がないように、ちゃんとお世話をしよう、それが来年の(これからもずっと)目標だ。





最近早起きなので、日の出を見られる。
朝一番の光は、気持ちがいい。







| 魚たち | 14:26 | - | - | pookmark |
金魚の子どもたち、デビュー


「母です。お久しぶりです。わたしの子どもたちが、この水槽に帰ってきました。」




「ここどこ?」
「なんだか、広くて、泳いでも泳いでも壁がずっと遠くにあるよ」




「何かしら、この巨大なお魚たち!」
「こわいよ〜、食べられちゃうよ〜」




「父です。ワタシにそっくりの我が子と約1年ぶりに対面です。感動で涙がでます。でも水の中なので、幸いその涙には誰にも気づかれませんが。」

「あっ、おとうちゃん!」




「あれっ?今すれ違ったのは、わたしのパパ?」



4月の日記で書いた、金魚の子どもたち2匹。
昨年たくさん生まれ、その中で生き延び、大きくなれた2匹。
その2匹も、小さな水槽では窮屈そうになってきたので、親魚たちがいる120センチ水槽にデビュー。
大きな水槽で生活すると、あっという間に大きくなるだろう。
楽しみなような、怖いような・・・。
大きくなるのは、ゆっくりでいいからねー!



| 魚たち | 22:10 | - | - | pookmark |
クロダさんの恋
我が家の120センチ水槽の住人になってから8ヶ月がたったレッドテール・ブラックシャークのクロダさん。
とっても大きくなって、元気いっぱい。

今日のお昼頃、水槽をながめていると、めずらしく巨大金魚たちと一緒に泳いでいるクロダさん。



黒くて尻尾だけ赤いのがクロダさん。

仲良しねーと思っていたら、どうも様子がいつもと違う。
クロダさんが、金魚のお尻あたりをツンツンつつきながら追いかけている。



これって、我が家の金魚やアベニー・パファー(小さな淡水フグ)でも見られる繁殖行動と似てるんですけど・・・。
普通はオスがメスのお尻のあたりをツンツンして、産卵をうながすのだが。



他の金魚にもツンツンしてるクロダさん。


クロダさん、恋の季節でしょうか。
でもね、その金魚はオスですよ、クロダさん!



| 魚たち | 11:59 | - | - | pookmark |
水中の花
アベニー・パファーやコリドラス、オトシンクルス、ニジイロボウズハゼやエビたちが住む30センチキューブの水槽に、アヌビアス・ナナという水草を植えてある。
とてもかわいい葉っぱ。お気に入りの水草だ。

その水草から先週ニョキッと長い茎が伸びて来て、先には葉っぱじゃないものがついていた。
つぼみかな?・・・と楽しみに待っていると、昨日花が咲いた。




アベニー・パファーのダイズちゃんも花に見入っております。
『何かしらこれ。食べられるかしら?』

水芭蕉の花やカラーの花に似ている。



調べてみたら、やはり同じサトイモ科の植物だった。


水の中で暮らす魚やエビたちを見ていて、不思議だなあという気持ちになるが、水の中で咲く花を見て、もっともっと不思議な気分になった。
水槽の中にも春が来た。
神秘だ。
あまりずっと見ていると、自分が水の中にいるような気分になる。
それって、変なのかしら?



| 魚たち | 22:03 | - | - | pookmark |
金魚の子どもたちのその後



「ごぶさたしております。母です。
去年の夏から秋にかけて、どんどん生まれたわたしの子どもたち、
一時は7匹までになったんですが、いまは3匹になってしまいました。
丈夫な体で大きく育つ子は、限られた確率です。
だから、たくさんの卵を産まなければならないんです。
今年も随分暖かくなってきましたから、そろそろがんばらなくてはいけません。」




「ボクは夏に生まれたよ。体長5センチくらいになったんだ。春は食欲がでてきて、毎日ごはんの時間が待ち遠しい!」



「ワタシ、秋に生まれました。お母さんとお父さんが、違う種類の金魚なので、不思議な金魚に育ちました。大きなボタンみたいな黒目がチャームポイントよ。よろしくね。」



「わたしたちが父です。天国にいってしまった子どもたちは、きっと今ごろ雲の上をスイスイ泳いでいることでしょう。さあ、今年も子作りがんばりますよ!」


孵化してから3ヶ月以上たったころから、骨格に異常がある稚魚がでてきた。
その子たちは、背骨が曲がっていたり、口が大きく開けられなかったり、エラぶたがちゃんとしまらなかったり・・・だからそれ以上大きくなれず、次第に弱ってきて、亡くなってしまった。
今生きている3匹のうちのもう1匹も、今は弱っていて、底の方で弱く呼吸している。
わたしは、できるだけ苦しまないように管理してあげるしかできない。

金魚の産卵、孵化について、いくつかのサイトを見ていたら、やはり孵化した稚魚の中で奇形の子が結構出るらしい。
繁殖を目的として飼っている人は、その時点で奇形の子は捨てる・・・と書いてあり、ショックだった。悲しいなあ。
せっかく生まれたんだから、少ししか生きられなくたって、その間いっぱい泳いで、いっぱいエサを食べられれば、それで幸せを感じるかもしれないのに。
金魚だって、きっと幸せを感じる・・・と、わたしは思う。
これからも、奇形の子が産まれても、生まれた奇跡を喜んで、元気でいる以上は育ててあげたい。

亡くなった稚魚たちはみんな、ベランダの植木鉢の土に埋めた。
きれいな花をいっぱい咲かせてくれている。



| 魚たち | 00:00 | - | - | pookmark |
最近の水槽
120センチ水槽の中で、金魚全員(5匹)が植木鉢に群がっている。
何事ですか?




春の訪れとともに、同じ水槽内の住人クチボソたちが、卵を産んでいる。
この植木鉢の内側に産みつけるのだ。

そして、産みつけられた直後に、この金魚たちの行動。

「ごちそうだぜ!」
・・・と、たぶん言っている。
食べてしまうんです、全て。

金魚がいる限り、クチボソの子孫繁栄は無理だろう。
生存競争は、厳しいのである。



| 魚たち | 23:22 | - | - | pookmark |
マスオさんとノリスケさん
昨年の11月に我が家の水槽に仲間入りしたコリドラス・マルチスポットのマスオさん。
昨年の日記参照)

コリドラスという種類のお魚は、同じ種類が仲良しになるらしく、さみしそうなマスオさんのために、少し後にコリドラス・ジュリーというお魚を迎えた。
ノリスケさんと命名。マスオさんの友だちだからね。
とっても仲良しで、いつも一緒に泳ぎ、近くで寝ている。
あっというまに二匹とも大きくなって、おっさん二人組っていうかんじだ。



左がマスオさん。右がノリスケさん。
じーっと見ていると、人間に見えてくるのは、目のせいだろうか。


仕事の締め切り前のため、週末はずっとお仕事である。
だけど、明日は朝から戦いがあるのだ。
何の戦いか・・・明日へ続く。


| 魚たち | 22:17 | - | - | pookmark |
賭けに負けました
また引き続き魚のお話。
金魚が住む120センチ水槽。今日は水を濾過している外部フィルターのタンクを掃除する日だった。1ヶ月に一回のメンテナンス。

『フタを開けたら、また中に稚魚が泳いでるのかなあ・・・』
そう思うと、複雑なドキドキがある。
朝、夫と賭けをした。
「さあ、何匹いるでしょう」
「3匹に一万円!」と夫。
「じゃあ、1匹!」
わたしの答えには、1匹であってほしいという願望が含まれていた。

そして、夫が出かけた後、タンクのフタを開け、中の水を少しずつバケツに入れ、注意深く捨てて行く。
2匹発見!
またですか・・・という気持ちと、ちょっとうれしいような気持ちが混ざった複雑な心境であった。これ以上増えては困るのだけれど、やっぱり誕生した命を見ると、不思議とうれしい気持ちもわいてくる。
そして、タンクの底の方の汚れがたまった部分をバケツに流すと、なんともう1匹。
計3匹いらっしゃいました。

賭けはわたしの負けである。
仕方ない、約束だしな・・と夫が帰る前に、机にこれをおく。



アホな夫婦だ。
金魚の稚魚に1万円・・・まあ、家庭の中でお金が移動するだけなんですけどね。

チビチビたちは、育つかどうかわからないが、小さな水槽に。







金魚が1回にいくつくらい卵を産むのかわからないが、ほとんどは自分たちや他の魚が食べてしまう。
その中で、食べられずにフィルターに吸い込まれ、タンクの中で孵化し、育っているのが1ヶ月に2〜3匹。そう考えると奇跡のコなんだよなあ。
だから、流してしまうわけにはいかないのである。
我が家が金魚にのっとられるのも、そう遠くはないかもしれない。



| 魚たち | 01:36 | - | - | pookmark |
金魚の稚魚たちは今
最近の稚魚たちのお話。




「母です。週1くらいでオスたちがせまってきます。卵産むのもたいへんなのよ。」



「わたし、6月生まれ。この育ちの早さはおかあさんゆずりよ。なんだかわたしだけ飛び抜けて大きいの。」



「ぼくも6月生まれ。でも、小さいんだ。白地に赤の模様はおとうさんそっくりだって、みんなに言われるよ。」



「わたしは8月生まれ。うすいオレンジ色がステキでしょ。」



「ぼくも8月生まれ。でも、まだ色が変わらないんだ。最近ちょっと黒っぽくなってきたから、この後オレンジ色にかわると思うんだけど。あっ、エビくんだ、こんにちは。」



「奥にいるのがわたし。8月生まれよ。最近白っぽくなってきたところ。これから赤い模様ができるのかしら。」



「父です。ワタシにそっくりの子どもが隣りの水槽でスクスクと育っています。まだまだ子作りしますよ。」



「ワタシも父です。最近また水があたたかくなってきて、やる気まんまんです。」


「飼い主です。もう、子作りは休んでください。」



| 魚たち | 00:24 | - | - | pookmark |
新人くんたち
少し前から、我が家の水槽に仲間入りした新人くんたち。



レッドテール・ブラックシャークのクロダさん。
コイの仲間。
豆粒フグのアベニー・パファーといっしょの水槽に最初仲間入りしたが、フグいじめが激しくなったので、金魚たちとクチボソたちがいる120センチ水槽にお引っ越し。
すごい勢いの金魚たちにもひるむことなく、お元気なようす。



クラウン・ローチのシマダさん。
ドジョウの仲間。
クロダさんを120センチ水槽に入れた事により、水温を熱帯魚対応にしなければならなくなり、じゃあ熱帯魚の友だちを・・・と、お店から来て頂いた。
立ったまま寝たり、ひっくり返って寝る、へんな魚。



コリドラス・マルチスポットのマスオさん。
ナマズの仲間。
このコも120センチ水槽の仲間になるはずだったのだが、なぜかクチボソたちから激しく追いかけ回され、あまりにも気の毒だったので、アベニー・パファー水槽に。
今のところ、うまくやっているようだ。


すっかり小さなお魚たちにはまっている。
でも、大問題が!
金魚のいる水槽が熱帯魚対応の水温になったため、これからも一年中産卵なさると思われる・・・。どうしよう。
今までの金魚の稚魚たちは、元気に成長中。
そのお話は、また後日。



| 魚たち | 00:59 | - | - | pookmark |
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