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能登半島地震で被災した猫たちのための寄付

 

 

 

仙台のギャラリー・ターンアラウンドさんで昨日20日まで開催していましたチャリティ作品展「にがつのねこといぬ 」、足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。

 

私の作品2点はお迎えいただきました。

ありがとうございました!

 

展覧会のお知らせに書きました通り、私への利益から額代金を差し引いた全額(46,000円)を、能登半島地震で被災した猫たちのために寄付いたしました。

 

寄付先をかなり悩みました。

展覧会のお知らせをしてから昨日までの約半月でいろいろ状況が変わり、県外から迷い犬・猫たちの捜索・保護のために来てくださっているいくつかの団体の活動は地元のメディアでも取り上げられ、県民に広く知られました。

たぶん、支援も増えるのではと期待しています。

 

なので、私は県内で地道に地元の猫たちの保護活動をしながら、さらに被災猫(飼い主がいない猫)を受け入れてお世話、治療をし、里親募集に繋げようと頑張ってくださっている団体、能登半島被災動物の無料診療を行なっている病院(獣医師)に、少しずつですが支援いたしました。

 

るる動物病院

https://lulu-vetclinic.com/

https://www.instagram.com/lulu.vet.clinic?igsh=MW5wanJncXU5N3h0eQ%3D%3D

診療のため能登に行く際に持って行かれるフードを購入し送りました。

 

石川アニマルサークル

https://www.instagram.com/hakui_cat_volunteer?igsh=bnZhZXNmYzljbTFh

足りない物資があるかどうかをお聞きし、猫砂を購入し送りました。

 

かほく猫の会

https://www.instagram.com/kahokuneconokai?igsh=MWhwYnF5NXBtMW8yag%3D%3D

被災猫たちの医療費やお世話のために使っていただくための寄付をしました。

 

私がお金持ちなら、もっともっと支援したい先があります。

被災地の復興は、人間のことも動物のことも、まだまだかなりの時間がかかると思います。

この先の状況を見ながら、自分にお金の余裕があるときにできる範囲でまた支援できたらなと思います。

頑張って働こう!

 

 

また、作品をご購入くださった2名の方には、ギャラリーからご住所を聞いた後、寄付の詳細を書いたお礼状をお送りいたします。しばらくお待ちください。

 

 

 

| ネコ・動物のこと | 12:29 | - | - | pookmark |
チャイのこと、カイのこと

大変ごぶさたしております。

3ヶ月ぶりです。

 

4月のwatagumo舎さんでのオンライン個展は無事終わり、作品は完売いたしました。

ありがとうございました。

そのあとは、のんびり休んだり、仕事をしたり、色々でしたが、コロナのことでやはり精神的にストレスフルな日々を過ごしました。

もともと体があまり丈夫ではないので(免疫も弱い方なので)余計に怖いのだと思います。

私よりもっともっと怖い、不安な思いをして過ごされている方はたくさんいらっしゃると思うのに、情けないなあと思いますが。

もうしばらくは、コロナがいつも身近にあるものだと気をつけた上で、あまり過度に神経質にならないように楽しく過ごさなくてはいけませんね。

どうぞ、皆様も十分気をつけながら、今できることで楽しくお過ごしください。

 

 

さて、個展のことを投稿したころに、2月に愛猫チャイ(享年9歳)を病気で亡くしたことを書きました。

詳しくはまだ書く気持ちになれない、、、というのが、ずっと続いていました。

一度は気丈に乗り越え(無理をしていました)、個展作品の制作をしたのですが、そのあとジワジワと抑えていた感情が出てきて、ペットロス状態になっていました。他に3ニャンもいるというのにペットロスとは、3ニャンに失礼極まりない!ですね。

 

チャイは、生後1.5ヶ月くらいで我が家に来たので、赤ちゃんからずっと育てたからでしょうか、私にとっては息子のような猫でした。

甘えん坊な子で、いつも近くにいて、夜も私の脇腹あたりにくっついて寝ていました。

本当にかわいい子でした。

 

1月のある日嘔吐をし、食欲を失くしました。そんなことは今までなかった子なので、病院へ連れて行くと、血糖値がとても高くなっていました。一晩入院をしましたが、小さな頃から病院が大嫌いな上に、他の猫や犬がいる場所で過ごすなんて、チャイには我慢ができないことで、全くおしっこをせずに、余計に具合が悪くなりました。

なので、お願いして退院させ、家でできる闘病をしましたが、一時は良くなった状態がまた悪化し、2月18日に亡くなりました。

血液検査では陽性と出なかったのですが(それは慢性である期間が長いと出ないこともあるそうです)膵炎を併発していたと思われます。もともと膵炎が慢性化していて、やがて糖尿病になったのかもしれません。

入院した時は、その膵炎が急性期となっていたと思われます。

食事療法しかできない、治す方法はない膵炎。

一度は自宅で鳥手羽先の煮こごりを食べさせて少しずつ元気になりましたが、煮こごりが好きではないチャイはそのうち食べることを拒否し、他の子が食べているゆでササミやウェットフードを食べたがりました。

少しでも消化が良くて、好きなものを食べさせてあげたい、、、と思った私が、煮こごり以外のものを与えて、また悪化させたのかもしれません。

でも、私にはそうするしかできませんでした。

なので、私の中にはずっと「チャイが慢性膵炎になっていたことに早くに気づかなかった私のせいだ」「最後に好きなものを食べさせたから悪化して死んでしまったんだ」という、自分がチャイを殺した、、、という気持ちがありました。

今でもその気持ちは全くなくなった訳ではありません。

こうやって書いていても、苦しくて涙が出ます。

 

そんなダメな飼い主に、チャイは最後に愛をくれました。

あぁ、もう今夜さよならだろうな、、、と思った夜、チャイを私の脇腹のあたりに寝かせ、体に手を当てて話しかけました。

「ありがとうね。チャイがきてくれて幸せだったよ。大好きだよ。チャイが嫌じゃなかったら、また生まれ変わってここにおいで。病気にさせてごめんね」そんなことを何度も何度も話しました。

そして、朝、チャイはもうほとんど意識がない状態だったのに、いつも甘える時にするエアーふみふみをして、一度大きな息を吐いて、亡くなったのです。最後まで甘えてくれました。

再び悪化した後に、チャイが大嫌いな病院での治療を選ばずに、家で過ごさせたこと、これは間違いではなかったんだな。。。と救ってもらえました。

 

こういう気持ちをひきずった状態で、ニヤ(17歳)の雄叫び(認知症の症状が出てきてからは、トイレに行く時も、ずっと鳴きながらウロウロとしばらく歩き回り、用を足すまで、用を足したあと、鳴くことが多くなりました。自分でなぜ鳴いているかわからない時もあるのかもしれません)やミケちゃん(10月に18歳)の「ごはんちょうだいよ!」の鳴き叫び(やはり年齢的に少しはボケているのか、耳が遠いから大声になるのかもしれません)が続く毎日は、仕事に集中できないこともあり、辛くなってチャイの写真を見ながら泣くことが増えていました。

チャイがいてくれたころは、私の心のバランスがとれていたのだと思います。

チャイが癒してくれていたのかな。

 

コビー(10歳)はもともとあまり人間に寄り添うタイプではないので、チャイが亡くなってから少し甘えるようにはなったものの、一緒に寝るなんてありえない子で、癒しを求めてはいけない猫さんです(笑)

 

 

こんな状態は自分にとってダメだなあ。。。。と思い始めた時に新しいご縁が繋がりました。

 

ニヤが通う病院のお知らせ用のLINEで「里親募集」のお知らせが。

患者さんのお家の敷地内でごはんをあげていた猫さんが子猫を生み、生後1ヶ月ちょっとを過ぎたころに保護。

お母さん猫は現在その方が家の中に入れるために、奮闘中です。

 

タイミング的にこれはもしかしたらご縁かねえ、、、と夫と一緒に会いに行きました。

それまでは茶トラの子猫の里親募集にしか目がいかなかったので、実は行く直前まで『うーん、どうなんだろうね』という迷いの気持ちもありました。

が、そのお宅の玄関を開けると、奥の部屋からすごい勢いで子猫が走ってきて「ミーッ!」と鳴いたのです。

 

運命の出会いでした。

出会いって、探すものではなくて、色や模様がどうとかではないんだなあと思いました。

「チャイの代わり」を求めて茶トラの子をお迎えしていたら、きっとチャイと比べてしまい、失礼だったかもしれないなと今思います。

 

新しい家族、カイです。

 

 

まさかちょび髭模様の子が来るなんて想像もせず。

 

 

のびのび、すくすくと育ち、もうすぐ1キロになりそうな勢いです。

たぶん5月下旬くらいに生まれたであろうと推定されるので、つい昨日、誕生日を決めました。

 

5月27日。

 

この日は、チャイの百か日です。

百か日忌とは別名「卒哭忌(そっこくき)」。

声をあげて泣く「哭」の状態から卒業する、そういう意味合いがあるそうです。

 

私はまだそのころも泣いていましたが、きっとチャイがカイとの縁を繋ぎ、「もう泣かないでよ」と言っているのだと思っています。

カイがチャイの生まれ変わりなのか(ちょっと早すぎる)、そうではなく送り込んでくれた子なのか、

それはわかりませんが、カイの命のエネルギーを日々受けるおかげで、我が家に笑いが多くなりました。

こんなに毎日笑うっていつぶりだろう、、、と思うくらいです。

 

カイが来てからは、たぶん気持ちのバランスが取れるようになったからか、ニヤやミケちゃんの雄叫びやわがままぶりがあっても、穏やかな気持ちで対応できるようになりました。

 

 

 

老いていく一方の3ニャンと二人の我が家に、力を与えてくれるカイ、ありがとう。

 

カイと3ニャンたちは、今少しずつ対面をさせていてお互いにストレスにならないように気をつけながら一緒に暮らせるように頑張ろうと思っています。

その様子はInstagramで投稿しているので、ご興味のある方はご覧ください。

 

 

そして、チャイ。

あなたは永遠に私にとって大切な猫です。

代わりになる子はいません。チャイは永遠にチャイ。

ずっとずっと大好きだよ。

 

 

 

 

 

| ネコ・動物のこと | 18:39 | - | - | pookmark |
新年の猫たち

お正月は、金沢には珍しく、おひさまが何度か顔を出し、暖かい日が多かった。

 

 

散歩にも行けた。

 

 

 

午前中日当たりがいい2階で、猫たちも日向ぼっこ。

よかったねえ。

 

 

ニヤは認知症の症状があるけれど、昔からしていることや、本能で行動するようなことは、以前と変わらずできてるような気がする。

あ、おひさま出てる!と最初に気づいて、その場所に行くのはニヤ。

他の3ニャンは気づかなかったり、私が呼んでやっときたり。

おひさまの光を浴びることは、認知症予防にもいいらしいから、たくさん浴びるんだよ。

 

 

ニヤのてんかん発作は12月1日に起きたあと、新月と満月の前後と気圧の急降下、急上昇のときに、様子を見ながら抗てんかん薬(イーケプラ)を飲ませたことでこの1ヶ月1度も起きずに済んだ。

大丈夫そうだなあというときは減薬、断薬し、それで副作用も抑えられているように思う。

なので、1日に3回(それが標準量)毎日飲ませていたときは常にぼーっとしていたけれど、今は自ら2階に上って日向ぼっこするほどになった。

それがよかったなあと思っている。

 

ニヤは満月前に興奮状態になった時だけ3回/日飲ませたが、あとは2回/日で十分効いている。

減薬するときは、夜1回だけ、さらにその量も半分にしていく、、、といったふうにしている。

人間もそうだけれど、その体質にもより、どれだけの薬の量で効くか、、それを見極めてあげれば副作用を最小限にできるような気がしている。

私も鎮痛剤など、規定量の半分で効くのです。

 

少しでもニヤが穏やかに、幸せに暮らせますように。

 

 

 

 

 

| ネコ・動物のこと | 19:05 | - | - | pookmark |
老猫との暮らし3

ニヤ(16歳半)のその後のこと。

 

自分の備忘録のためでもあり書いているが、色々と猫のてんかんなどについて調べていると、経験者(飼っている老猫がてんかん発作を起こした飼い主さん)が記録しているブログを見つけ、参考になったり考えたりしたことが何度もあるので、私とニヤの経験もそういうふうに少し役にたつかもしれないなあと詳しく記すことにした。

 

甲状腺機能亢進症の薬(メルカゾール)だけではどうもてんかん発作を抑えきれず、11月25日(新月の2日前・気圧上昇中)に全身痙攣と失禁、翌日(新月の前日)に軽い発作(ぐるぐる回る・よだれ・失禁)が起きる。

その都度抗てんかん薬(フェノバール)を飲ませて重積発作(続けて起こる発作)を防ぐようにしたが、後ろ足に力が入らなくなり、ふらついたり、ペタンとお尻をついてしまってなかなか立ち上がれない副作用が起きた。

 

そんな色々を考えて、主治医に電話で相談をし、「今まで満月と新月の前後に発作が出やすいということがわかったから、その前後何日かは抗てんかん薬(イーケプラ)を飲ませてはどうか」と提案をした。

月に2〜3回発作が起きても命に別状はないのかもしれないが、発作が起きるたびにニヤの認知症症状が悪化しているように思うこと、発作の後飲ませたフェノバールの副作用はニヤのQOL(クオリティーオブライフ)を下げること、そういう理由もある。

 

9月に最初の全身痙攣が起きたあと1ヶ月ほど抗てんかん薬(イーケプラ)を毎日一日3回飲ませていた時は、全く発作は出なかったがずっと眠ってばかりで、自分から起き上がるのはトイレに行く時ぐらいで、ご飯は寝ているニヤの元に持っていくと食べる。。。という状態だったので、これもQOLを下げるように思い、ニヤにとっては3回は多いのでは?と主治医に相談をし、1日2回飲ませることにした。

 

その後は、基本は満月と新月のそれぞれ3日前から3日後まで1日2回、それでも明らかに興奮状態が激しく危ないな、、、と私が判断した時は1日3回。

満月と新月以外にも、気圧が急上昇、急降下の日は興奮状態になり発作が出やすいこともわかってきたので、それは気圧予想(iPhoneに入れている「頭痛〜る」というアプリで数日後まで気圧変化予想を見ることができる)とニヤの様子から私が判断して、増薬したり減薬したり、断薬したり、、、で様子を見ることにした。

 

そうしてから満月は無事乗り切り、次の新月に向かって、今様子を見つつ、「今日の興奮状態は危ない、、、、」と感じた日は1日に1回だけ飲ませる、、、としている。

 

イーケプラは、薬を飲んでからの効き目が早く、半減期が短い。

だからなのか、後ろ足に力が入らなくなってしまうことは今の投薬量では起きず、色々と今飲ませてみているサプリ(DHAの入ったもの、タウリン、キノコ由来の免疫を高めるサプリ)のおかげもあってか、以前よりも後ろ足がしっかりしてきた。

発作が出始める前から、後ろ足は随分弱ってきていて、ブルブルッとした後によろっとふらつくことが度々あったが、それがなくなった。。。。どういうことなのか。

 

あとは、糖分を極力取らないように、それは以前からできるだけそうしているが、茹でたササミ、肉か魚が主原料のウェットフード、ドライフードはおやつ程度に少し(それも穀物は入っていないグレインフリー のもの)にしている。

 

ニヤの近くにいつもいる私が細かな変化を感じ取って、プロである獣医師と相談して色々決めていく、、、ということにした。

 

そうすることは私の責任は重大だし、常に観察して察知するようにしなければならないので、心身ともに疲労はするのだけれど、私の性格上そうせざるを得ないようだ。

 

 

 

これは太陽の光に近い光線を出す電球。

金沢の冬は曇りの日が多い。たまに雨、そしてやがて雪も。

神奈川県に住んでいた時のように、冬に猫さんたちが日向ぼっこをすることがほぼできない。

それが申し訳ないなあと思っていた。

そして私も関東の冬を28年体験した後に金沢に戻ってきたせいか、お日様をなかなか見られない冬は鬱々とする。

太陽の光を浴びることと、脳の機能(脳神経)には何か関係があるのか???と調べてみると、太陽の光を浴びることによってセロトニン(脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっているらしい)が出ることがわかった。

そうか、だから鬱々してしまうのか!と一人納得。

 

そして、セロトニンを出すことが認知症予防になると書いてある記事も読み、認知症症状が出ているニヤをはじめ猫たちに太陽光を浴びさせてあげたい!とこの電球を探し当てて購入した次第である。

(金沢と同じくお日様が滅多に出ない新潟の方が、飼い猫さんにこの電球で光を当てていることをブログに書いているのを見つけました)

 

ついでに私も一緒に浴びている。

 

じんわり暖かいのですよ。

 

でも、ホンモノのおひさまにはかないませんがね。

 

 

 

数日に一回くらいちょっとおひさまの光が射すと、ニヤを呼んで日向ぼっこさせてます。

 

 

トイレに行く時やお腹が空いた時以外は寝てばかりだけれど、

「トイレに行こうかな、行きたい気がするな、いやまだ出ないかな、、、」

「ご飯美味しかったー。このあとはどのベッドに入って寝ようかな」

など次の行動に移ろうとするときに、しばらくフリーズしてしまったり、うろうろしたり、時には雄叫びを上げながらウロウロする、、、そういう症状が少しずつ増えていて、多分目もよく見えていないようで、耳も聞こえずらくなっているだろうし、

自分が今どこにいるのかわからなくなり不安な時もあるのかもしれない。

いろんなことが老化して、脳のどこかがおかしくなっていって、こうなるのかなあと観察、学びの日々です。

 

 

 

夜中に鳴き叫ばれると眠れなかったり、昼間雄叫びを上げると仕事に集中できなかったり、様子を見ていて悲しくなったり、「うるさーい!」と言いたいけれどグッと抑えたり。私ができた人間ではないので、心が疲れることも多々あるのだけれど、ニヤが痙攣してもボケてしまっても、以前と変わらずくっついて寝ている3ニャン男子を見ていると、

「そうだね、どんな風になってもニヤはニヤだものね」と心が癒され、助けられている。

 

 

 

最近買ったウール100%のブランケット。

 

安いからとフリース素材のブランケットをベッドに敷いていたけれど、ニヤを撫でるとバチッと静電気が起きることが多いように感じていて(他の3ニャンよりも)静電気と電磁波ができるだけない環境にしてあげようかなと、これまた色々試し中。

 

 

9月にてんかん発作が起こるようになってからの3ヶ月ちょっとは、何をしていてもニヤの様子をチェックし、時間さえあれば猫のてんかんについて調べる、、、そんな日々だった。

 

もうすぐ今年も終わるのかー!と、今日は家中の窓を拭いたが、拭きながらも「ニヤが金沢で過ごしてもうすぐ4年だなあ。

来年の春は迎えられるのかな、案外大丈夫なのかな、、、」とまるで見えない先のことをぼんやりと考えながら、

「いかんいかん、先のことは考えないのが猫世界の掟だった!」

と言い聞かせた冬至の今日でした。

 

 

 

 

今夜はかぼちゃ煮て、柚子湯に入ろう。

明日からは昼が少しずつ長くなっていくよ。

 

 

 

 

 

 

| ネコ・動物のこと | 19:04 | - | - | pookmark |
老猫との暮らし 2

8月のはじめに、ニヤに出た神経症状のことを書いたが、その後のこと。

 

 

 

 

9月中旬に、今度は本格的なてんかん発作が起こった。全身の痙攣。

2〜3分のことだけれど、見守るしかない私にはとても長い時間に感じた。

これが1日に2回。

 

翌日病院へ行き、抗てんかん薬を飲ませることになる。

飲み始めてからは発作は起きなくなったが、常にボーッとしてそのうち呼びかけにも反応しなくなる。

ベッドから滅多に動かなくなり、でもごはんを持っていけば食べる、、、そんな感じだった。

薬の副作用だったのだと思う。

 

その後、セカンドオピニオンもとり、担当の先生とも話し合い、抗てんかん薬を減量していき、今は飲んでいない。

持病の甲状腺ホルモンの薬は、血液検査でT4、FT4の値が基準値を下回っていても、ニヤがちゃんと歩き、食欲もあり、甲状腺機能低下症のような症状ではないなら、数値よりもニヤの状態を重視して、減薬をせずに飲ませることとなる。

それが興奮することを抑え、てんかん発作が起こりにくくすることにも繋がる、、、という考え方で。

 

抗てんかん薬を絶ったあとは、新月の日と満月の2日後に軽いてんかん発作のような症状(寝ているときに急に起き上がり、ヨダレを垂らしてしばらく固まってしまう、興奮して歩く)が出たので、その時1度だけ抗てんかん薬を飲ませ、発作が続かないようにはできている。

 

 

そして、認知症のような症状は、少しずつ悪化しているように感じる。

トイレに行く前後(大であっても小であっても)ニャーニャーと鳴き叫び、うろうろする。

トイレに行って無事用を足すまでものすごく時間がかかる。

用を足した後もしばらく興奮が続き、うろうろしながら鳴き叫ぶ。

 

食欲はあるし、体や脳のためにと思って始めたサプリやハーブのおかげか、毛艶がものすごく良くて体調はいいのだが。

 

 

てんかん発作があり、認知症のような症状が出ているというのは、やはり脳に病気があるのだろうなとは思うけれど、もうそれは仕方ない。

体に負担をかけた(全身麻酔による)MRI検査を受けてもしも腫瘍などが発見されたところで、ネコの脳の手術はそう簡単ではないようだし、何より人間でいえば82歳以上のおじいちゃんにそこまでの負担はかけたくない。

抗がん剤や放射線治療も、免疫を落としてしまうし、人間とは違って自分に病気のことを「がんばって治す」と思わない動物に副作用の大きな治療をさせることは私はしたくない。

私自身が抗がん剤の副作用の辛さを身をもって経験しているし、免疫が落ちて弱ることも知っているので、余計にそう思う。

 

 

ニヤの「今」を受け止めて、その時その時の判断で、ニヤが苦痛ではないように、ニヤが少しでも幸せであるようにしてあげることが私のできることだと思っている。

。。。と文字で書くのは簡単だが、実際、介護は辛い。

 

常に発作が出ないか、気をつけながら日々の生活と仕事をし、気を抜くことができないためこちらが疲労する。

夜、さあ寝よう、、というタイミングで決まって鳴きはじめ、しばらく様子を見なければならないので寝るのが遅くなる、、、などなど。

 

私は両親の介護を経験しないまま両親が他界したので、きっとそこでするはずだった苦労を経験するために神様が私に与えたことなのだろうと思うようにしている。

 

人間、いつになっても新しい勉強と試練が必要なんだな。きっと。

 

 

でも、たまに全てを放り出して、どこかに行ってしまいたいと思う時もある、というのが正直なところ。

それを思い留まることができるのは、猫は何歳になっても可愛いから、私にとっては子供のようなものだから。

 

ので、近所の自然の中を散歩することが気分転換になっている。

 

 

 

 

 

そして、いろいろ考えた最後には、決まって今まで看取ったルルさんやポロンが教えてくれたことを思い出す。

『猫は人間のように自分の先のことを心配はしない。

今日1日美味しいものを食べて暖かい場所で眠れて、飼い主から撫でてもらえたら幸せなんだ』

ということを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近は毎日、

「明日も何事もなく、穏やかに健やかに過ごせますように」

と祈るようになった。

 

 

 

 

| ネコ・動物のこと | 15:28 | - | - | pookmark |
猫たちも元気です

前の記事で、秋らしくなったことを書いたが、

それは猫たちのも感じるのだね。

暑い間は出なくなっていたサンルームに出る時間が増え、ちょっと冷える朝はくっついていたり。

 

 

 

 

一時は神経症状の発作が出たニヤも、甲状腺機能亢進症のお薬の量を増やしてからは心拍数も落ち着いたままで、涼しくなったこともいいのか楽になったようだ。

一時は上がってこなくなった2階にも来るようになり、私の枕元でまた寝るように。

 

 

 

食欲もみなさん旺盛です。

 

これは昨夜のササミ待ち。

いつも22時前後にササミ3〜4本(次の日の夕方の分まで)を茹で、割いてタッパーに入れるのだけれど、

やはり茹でたてが一番美味しいのを知っているみなさんが、キッチンに集合するのです。

 

 

 

目ヂカラ強いシニアーズ(ミケちゃんとニヤ)。

早くから興奮して待ちくたびれ寝てしまった中年(チャイ)。

 

どちらかというとササミよりドライフードが好きなコビーはここにはいない。。。

 

 

 

 

| ネコ・動物のこと | 12:59 | - | - | pookmark |
老猫との暮らし

 

バタバタと8月がはじまった。

カレンダーを8月にしていなかったことに、今日の午後気づいた。

 

ここのところ、少しずつニヤ(16歳3ヶ月、ニンゲンで言えば81歳くらい)の様子が、少しボケてきたのかなあ、弱ってきたなあと感じていた。

ニャーニャーと意味もなく鳴き、うろうろと歩いては立ち止まり、「ボクはどこに行くのだっけ?」といったふうにぼーっとすることが増えた。たまに夫を見上げて「あなた誰ですか?」というように見つめることも。

 

それはそういうこともあっておかしくない年齢だよなあと受け止めていたが、一昨日(7/31)、朝から驚くほどの食欲、絶え間なく「ご飯くれ」と鳴き、ずっと興奮状態だった。ぐっすりと眠ることをしない。

こんなことはなかったので、おかしいなあ、心配だなあと気をつけて見ていると、夕方うとうと眠っているときに急に飛び起き、普通とは違う大声で鳴き、宙を見ている。口からはヨダレを流し、ハアハアと息が荒い。

 

こういう事態には初めて出会うので、私もちょっとドキドキしてしまい、名前を呼びながら背中をさする。

1〜2分以内にそれはおさまり、何事もなかったように目が正気に戻る。

そして「ごはん、ごはん」と鳴き、ずっと食べる。

 

耳が赤く熱かったので、熱中症かな、脱水してるかな、、、という可能性も考えて、ロイヤルカナン電解質サポートを規定濃度に作った液を、ウェットフードにかけてスープのようにし、少しずつ何度も与えた。

 

その後は落ち着いていたが、やはり熟睡をしない。

 

そして、夜11時ごろにうとうとしているときに、夕方と同じ症状になる。

 

これは病院に連れて行った方がいいかもしれない、と次の朝決心し、前日から私も頭痛で苦しんでいた体に鞭打って、ニヤを連れて行く。行きは夫の車に乗せてもらったが、その後夫は仕事があったので、帰りはタクシーだ。

家から車で20分ちょっとの場所の病院なので。

あぁ、こういうときには車が運転できたらいいなあと思う。

 

血液検査では、そのような神経症状が出る可能性はどこにも見つからず(以前からの腎不全初期の数値以外はいたって健康な数値だった)、持病である甲状腺機能亢進症のホルモン数値(T4)も基準値に収まっていて、今毎日飲んでいる薬が効いていますね、という判断をいただいた。

 

神経症状が出る原因は色々考えられるそうだが、脳に腫瘍があったり、脳神経に何らかの異常が出たというのは、血液検査ではわからない。

脳のMRI検査は全身麻酔が必要なので、もう弱った16歳の体にそれは負担がかかるので、検査はさせないことにした。

 

 

ここ数日の急な猛暑続きで、室内はエアコンをつけているが、我が家には猫たちが大好きな場所、サンルームがあり、今は日中そこは35度近くになってしまうため、室内から涼しい空気を扇風機で送る、、など努力しているが、暑い場所が大丈夫なコビー(9歳)や12歳半まで外で暮らしていたミケちゃん(16歳9ヶ月)には問題なかったのかもしれないが、ニヤは少しでもそこにいたことで問題があったのかもしれない。

そのことが神経症状が出たことに関係あるのか、はっきりはわからない。

 

昨日病院から帰ってからは、サンルームへは昼間は出入り禁止にし、部屋をいつもより涼しくしている。

ぐっすりと眠ることはし始めたが、でもまだ1日に4回神経症状は出た。

 

持病の甲状腺機能亢進症は、ホルモンが出すぎると、異常なまでの食欲や歩き回る、鳴き続ける、心拍数が増える、などの症状が出る。

昨日の血液検査では数値は正常だったが、どうもやはりこの異常な食欲と歩く様子は、ボケてきてるだけではないような気がして、その興奮状態が続いて神経症状に繋がったこともあるかも、、、と、家でリラックスしてる状態で心拍数を測ってみた。

何と、我が家には聴診器があるのです。

以前、病弱なルルさんを看病してたころに、お世話になっていた病院で、サンプルでもらったという聴診器を「何かに役に立つと思うよ」といただいて、ルルさんの心拍数も時々はかっていた。

 

ニヤの心拍数を15秒測ったら、50回。

1分で200回も。

 

病院の先生に電話し、そのことを話し相談したら、やはり200回は多いと。

甲状腺ホルモンが出すぎている可能性もある、でも血液検査では正常値、だから一度しばらく薬の量を増やしてみて、ニヤの様子がどう変わるかみてみましょう。。。となった。

 

いつもは朝と晩、飲ませていたが、早速昼にも飲ませた。

 

 

その薬が少し効果が出たのか、部屋を涼しくしたことがいいのか、水分をたくさんとらせたのがいいのか、はっきりはわからないが、今日は朝ごはんの1時間後に一度神経症状が出たのを最後に、今のところ出ていない。

まだこの後はわからないけれど。

 

観察して、病院と相談して、色々な可能性を考えて、できることをしてあげたい。

でもニヤに負担があることは避けたい。

 

 

私は今までに、ずっと若い頃から病気持ちだったルルさんを何とか15歳までお世話したのが最長なので、15歳以上の老猫さんのお世話は初めてだ。

これから起こって行くことも、きっともっと色々あるのだと思う。

それを受け止めて、私自身がどっしり構えなければならないのだが、そうなるまでに少し時間もかかる。

 

そのうちミケちゃんにも色々あるだろうし、2匹の老猫さんを介護することになるのかなあと、昨日からそういう覚悟もし始めた。

自分の体力もなくなってきた中で、これは大変だぞ、とも。

 

でも、ルルさんのお世話で学んだことが、きっと色々私を助けてくれると最後には思い、ルルさんに感謝しなくてはと思うのだ。

 

 

 

 

 

ニヤ、今日は穏やかに寝ている時間が多い。

 

 

 

大活躍した聴診器とコビー。

 

 

 

 

 

 

| ネコ・動物のこと | 18:34 | - | - | pookmark |
家庭画報6月号に取材記事が掲載

3月の下旬、東京からはるばる『家庭画報』(世界文化社)の編集者さんとカメラマンさんがいらっしゃいました。

そして、ライターさんは元・家庭画報編集者さんで金沢在住の方。

 

6月号では猫特集ページがあるのです。

「猫のいる愛しき人生!」というコーナーで、我が家の4ニャンの写真や私への取材内容が掲載されています。

私の他には、俳優の平 岳大さん、作家の谷村志穂さん、落語家の林家たい平さん、魚類学者のさかなクン。

 

我が家の記事は、1見開きに掲載いただいてます。

 

 

 

 

なんとチャイがこんなに大きく!

 

今まで取材では実物撮影不可能だったコビーもびっくり顔で載っています。

(撮影の時、逃げてしまわないように作戦を練ったおかげで)

ミケちゃんは最初から最後までキャットタワーのボックスの中で様子を伺っていたので、その穴から見えるお顔を撮っていただきました。寝ているか(たぶん目を瞑ってるだけで聞き耳は立てている)怖い顔で睨んでいる写真しかなかったので、寝ている方にしていただきました。

チャイとニヤはお客さん大好きなので、何の問題もなく。

でもニヤはお年寄りなので、最初は喜んで対応してましたが、そのうち眠くなり自分のペースで爆睡していたため、ほぼチャイがずっとモデルを務めてくれました。

 

 

 

私が数年前に描いた絵(コビーのポートレイト)と一緒に撮るという設定でのモデル。

はじめはじっとしておらず、編集者さんが気をひくために使ったオモチャで遊んでばかり。。。。

 

が、そのうちモデル魂に火がついたのでしょうか。。。

 

 

カメラ目線になるように。

 

 

なんと、最後にはじっと動かず、モデル立ち。

すごいな、チャイ。

 

 

記事では、フリーペーパー「ネコの種類のおはなし」についても触れていただいてます。

これがきっかけで、読者の方が興味を持って読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

明日(4月28日)発売です。

ぜひお買い求めください!

 

 

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猫モノ
先日、世田谷等々力にある巣巣で開催されていた「ひなたのねこ」展にて購入した桑原奈津子さんのポスター、貼りました。




かわいい。

その右にいる黒にゃんと小鳥は出版社の方からいただいたステッカー。
小鳥が狙われている!!

このステッカーのシリーズ、いろいろあるみたい。→


こうやってどんどん、どんどん、猫モノがふえていくのです。
壁にもにゃん、棚にもにゃん、床にはホンモノの3にゃん。
ホンモノはこれ以上増やさないように要注意!

 

 
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チャイの誕生日
チャイが4歳になりました。
推定の誕生日だけれど。




「コビーより先にやせてやるぜ!」
気合いの入ったバリバリバリ!


半月ほど前、久しぶりにネコさんの病院へ。
ルルさんが亡くなってから行くこともなく、久しぶりでした。
チャイとコビーのワクチン接種、簡単な健康診断。

「やせさせましょう」と言われました!
どちらも、二匹とも。


わたしにとって初めて暮らしたネコさんがルルさんであり、若いときから病気を持っていたので、管理には細心の注意を払っており、それがあたり前だと思っていました。
でも、そうではない、健康な普通のドメスティックキャットであるニヤ、チャイ、コビー。
この3匹だけとの生活になってみたら、
「えっ、こんなに楽なもんなの?ネコとの生活って。ほっといても大丈夫なんだな」と気を抜きました。
抜き過ぎたら、いつのまにかチャイとコビーは太っておりました。
うーん、まずい。。。

いまは若いからいいけれど、このまま中年になっていくと、ネコさんも成人病になるからねえ。

ダイエットです。
炭水化物がいっぱい入ったドライフードは減らして、タンパク質(鶏ササミや肉主体の缶詰)を食べさせるように。
でも、太る素質のある子ってのは、人間もそうであるように炭水化物がお好きなようで、コビーはドライフードが好き。
チャイはレバーが好きな子なので、できるだけレバーやササミでダイエットさせましょう。





4年前、我が家にやってきた夏の日。
鶏ガラみたいにやせていたのにね、いまじゃダイエット。。。。。


 
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